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2015年2月11日 (水)

小松市の偉人「坂本竹次郎」の功績

小松市の偉人
滝ケ原町の歴史
明治22年(1889年) 4月1日 市制町村制施行で、当時の那谷村, 菩提村, 滝ヶ原村を合併し江沼郡 那谷村となりました。
昭和30年(1955年)4月1日これまでの 江沼郡 矢田野村, 那谷村, 月津村の一部, 能美郡 中海村を小松市に編入しました。
さらに昭和31年(1956年)9月30日、能美郡 金野村, 西尾村, 新丸村, 大杉谷村, 国府村の一部を小松市に編入し現在の小松市となりました。

滝ケ原町は古くは石切場として栄えていましたが、外国産の需要増に伴い次第に衰退し、現在は数社となっているようです。
滝ヶ原石は凝灰岩で、石塀や土台石などに使用されてきました。
金沢城の外濠の石積にも使われているそうです。

小松市滝ケ原出身の坂本竹次郎氏の功績
この情報を提供して頂いたのは、小松市滝ケ原の下坂さんです。
平成24年7月7日、滝ケ原の下坂さんのお宅を訪問しました。下坂さんの父(88才)と母(83才)が私たちを迎えてくれました。
下坂さんのお母さんの思いは、「明治時代に単身北海道に渡り、坂本木材を興し、後に故郷に多くの徳を積んだ故郷の偉人を忘れないために記録に残してほしい」と話をされました。
 坂本竹次郎さんは明治4年三ツ屋に生まれ20歳の時、単身北海道に渡り日高町の字富岡の沙流川で「流送」という方法で川の途中に堰を設け、切り出した木材を川の流れを利用して集積し、まとめた木材を海まで運搬しました。
後に王子製紙の「山出し請負」を始め坂本木材合名会社社長となり財を築いた人物です。
また、故郷に愛着を持ち那谷小学校奉安殿の寄付をしました。
また昔、滝ケ原の道路が狭く、水害で橋が流されたのを知り、村に多くの寄付をしてくれたので道路を整備し、橋を架けることが出来ました。
村人はその徳を讃え丸竹橋と命名したそうです。
生まれ育った牧村八幡神社の境内を整備し、鳥居の寄付をも行いました。

010                               (丸竹橋)
Photo_2

Photo_4                            (牧村神社)

Photo_3                          (坂本竹次郎像)


下坂さんの祖父(明治17年生まれ)が牧村八幡神社の氏子総代をしていた時に、坂本さんが来村し、村人と交流した時に神社の大幟旗を寄贈してくれたとのことでした。
 

村人は坂本さんの遺徳を後世に伝えるために昭和23年に牧村八幡神社の境内に石像を建立し、現在も境内を守っています。
 坂本さんを頼って何人かの村人が渡道していったとも話されていました。
坂本さんの生家は現在もありますが、現在は住む人もなく、時々管理する方が掃除に来ているだけだということでした。
Photo_6                        (坂本竹次郎の生家)

 牧村八幡神社の社殿は現在なく、坂本さんの寄進した石造りの大鳥居は下八幡神社に移設されています。
Photo_5                        (下八幡神社の鳥居)
 坂本さんの孫にあたる方が下坂さん宅を訪れたときに、「坂本木材100年史」の本を頂いたのですが、誰かに貸して現在は所在不明になっているとのことでした。
坂本木材から運送会社に転じているとの話でもあったようであるが、現在は所在もわからいとのことでした。
以上が聞取りした事柄です

後日談
帰宅後聞取り調査したことを整理し、インターネットで「坂本木材」に関して検索して情報を調べたのですが、坂本木材後の足取りが分かりませんでした。
後日、北海道新聞社のホームページから『石川県小松市出身の坂本竹次郎氏が明治時代に渡道し、沙流川で「流送」事業をして「坂本木材」を興した郷土の偉人ですが、その後のことが分かりません。御社の方で記録等があれば教えていただけないでしょうか。」
と問合せをしました。
翌日、新聞社から電話がありましたが実にそっけないものでした。
「札幌市の100万人の中から山田太郎を探すようなものです。それに坂本某という人は何なの?」
「流送で苫小牧の王子製紙に材木を納めていたそうで、YAHOOで名前を入力すると出て来ますが」
「Googleで検索すると、…英語ばかりだし…」
その後も会話をするのですが話がかみ合わないままで終了しました。
郷土の偉人は北海道のような開拓地では沢山おり、坂本木材から坂本運輸になったそうであるが調べたが結果は出てきませんでした。
調査することの難しさがここでも現実のものとなった感じです。
まだ、YHOOで検索してヒットしたホームページから情報をチョイスした方が良かったかもと思いました。
それでも何時か情報がヒットするかもと期待もあります。

また、「坂本竹次郎さんの足跡を探して」という行事が行われ、小松市の人達にとっては郷土の偉人として広く知ってもらうための活動も盛んに行われています。
「里山自然学校こまつ滝ヶ原」http://www.satoyama-komatsu.com/?category=about
上記団体が滝ケ原地区の景観保全に活動されています。

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